Heavy Metal Poisoning in Autism




2005年2月5日、6日のGPL総会で使用されたAndy Cutler博士の 資料です。無断での複製、使用等はお断りします。



重金属中毒と自閉症の関係




Andrew Hall Cutler, PhD, PE
Andrew Hall Cutler理学博士、技術士1
AndyCutler@aol.com
3006 230th lane SE #X103
Sammamish WA 98075
© 2004 Andrew Hall Cutler



免責条項



講演者のAndrew Hall Cutlerは免許を持った医療提供者ではありません。講演者の発言を医学上の助言として判断すべきではありません。今回の講演の目的は、教育と情報の提供に限られます。
今回のテーマはまだ新しく、本来的に賛否両論を呼ぶ性格があるため、相反する情報が多量に氾濫し、重要な情報はそれほど入手できない状況です。つまり、入手可能な情報の一部は正確ではありません。したがって、自閉症児の解毒治療の分野では合意がほとんどなく、子供にこの種の治療を求める保護者は情報を十分に集めたうえで自分自身で判断しなければなりません。講演者は、今回の講演から得られる情報に基づいて参加者がどのような決断をなさろうと法的責任を負うものではありません。


自閉症のための代替治療とは



保護者は自閉症児のために、あまりに手に負えないときの薬剤治療や、自分たちの老後も世話を続けるための信託基金用の貯金をする以外に、何かできないかと求めています。保護者たちは子供を実際に良化させる治療法を追い求めるでしょう。かなり永続的な改善をもたらす治療法を望むことがあります。そうした種類の治療法は大抵、大半の普通の医師にはまだ理解されていないため、補完的な代替治療になります。

自閉症、広汎性発達障害(PDD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などは関連のある障害で、スペクトル(連続体)をなしています。残念ながらどの症例にも、特定の一つの原因があるわけでも、特定の一つの治療法があるわけでもありません。保護者たちは多くをインターネット販売の宣伝文句や誇張表現に頼りながら、途方に暮れるほど多量の治療法を選別するはめになるのです。


何がいちばん有効か



次の情報は、Stephen M. Edelson,博士2と Bernard Rimland博士3の著書『Treating Autism: Parent Stories of Hope and Success』4の付録Cから採録しました。この表では、多くの治療法に対する保護者の格付けを示しています。講演者は、改善を見せた子供の割合の大きい順番に治療法を並べ替えたにすぎません。したがって、第一位の治療法は効果がとても大きい可能性があります。この出典には、各治療法の有効性の度合いについての情報は含まれていません。

 
治療法 順位 
キレート療法 1
5種類の最良食事療法 10.4
5種類の最良栄養補助剤 13.6
5種類の最良処方薬 16.2


処方薬または非処方薬で行えるキレーション治療を除く

  また、大半の自閉症児はてんかんを抱えていないため、抗けいれん薬は除く。ただし、5種類の最良薬剤のうち3つは大抵、普通の医師によりこの用途で自閉症児用に処方されることはないため、「代替薬」と見なされることに留意してください。
ご覧の通り、もっとも見込みのある治療法はキレート療法です。自閉症児の約75%に有効です。 また、食事療法が好評である理由と、栄養補助剤が薬剤よりも人気がある理由がわかります。


キレーション治療は本当に最善か



自閉症児の約75%がキレーション治療に肯定的反応を示すという見解を支持する根拠がほかにあるでしょうか。 Jim Adams博士5の自閉症児と対照(健常児)の比較研究で得られた毛髪検査のデータでは、自閉症児群の約3/4が水銀中毒を示すカウンティング・ルール6を満たすことが明らかになっています。

チメロサール含有のDTP混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風)と非含有のDTP混合ワクチンの副作用の違いを分析しているGeier博士7の研究論文では、水銀含有ワクチンに約4倍の問題があることが示されています。すなわち、水銀含有ワクチンに起因する問題の3/4は水銀が原因で、残りの1/4がほかのワクチン関連要因に原因があることを示しています。

自閉症児をキレート療法で治療した保護者のアンケート調査でも、74%が肯定的な回答を示しました。

キレート療法については、すべての情報源で約75%の自閉症児が肯定的反応を示していることで一致し、唯一の治療法格付けで第一位にとなっているので、試す価値があると思われます。



解毒療法



解毒療法とは、中毒患者から有害物質を除去するために何かをすることを意味します。重金属中毒の場合、大抵はキレーション療法で行われます。

酸化的ストレスの増加は、あらゆる重金属の中毒メカニズムの一部です。重金属を動員するものはどれでも酸化的ストレスを増やすため、解毒には抗酸化治療が不可欠になります。水溶性の抗酸化剤は半減期が短いため、十分な濃度を維持するために1日に3~4回摂らなければなりません。

解毒剤には2つの機能があるため、重金属の解毒には薬物動態学と化学がきわめて重要です。解毒剤は、必然に毒素を動員するほか、毒素に結びついて不動態化しなければなりません。これによって、毒素は再沈着せずに排出されます。毒素の動員-再沈着を繰り返せば、より繊細な組織に毒素が集結するので、相当量の毒素を排出しても体調はいっそう悪化することになります。


薬理学



DMPS=ジメルカプトプロパノールスルフォン酸

DMSA=ジメルカプトコハク酸

ALA=アルファリポ酸


DMPSとDMSAは毒素の尿排出量のみを増やします。ALAは主に水銀の便排出量を増やし、尿排出量の増加はある程度にすぎません。

DMPSとDMSAは細胞外の空間からのみ毒素を除去します。ALAはすべての細胞から毒素を除去し、血液脳関門を容易に通り抜けます。すなわち、アマルガムの詰め物をした人々にALAを酸化防止剤として投与すると、2~3カ月で水銀中毒になる可能性があり、また、この現象はよく見受けられます。どのキレート剤でも、すべての暴露源から毒素を簡単に動員するので、暴露源の除去後しか利用してはいけません。

胆管の健康を維持しなければなりません。健康な人なら、水銀の72%と銅の90%以下を胆汁に排出します。健全で正常な胆汁の流れが阻害されている場合には、すべての水銀中毒者や銅中毒者はそれを改善する必要があります。

  DMPSは水銀と砒素によく結合し、銅とも十分に結合します。

  DMSAは鉛によく結合し、水銀と十分に結合します。

ALAは水銀と砒素によく結合しますが、鉛の除去には効果がありません。

アンチモンに効果的なものは明らかではありませんが、ALAとDMSAが効果的かもしれません。また、メチル化(SAMe、B-12/葉酸/TMG)も除去量を増やします。

亜鉛に加えて任意にモリブデンを一日3~4回摂取すると、銅の吸収が低減します。

「キレート剤」は、標的物質の分子一つにつき2個以上の結合基「チオール基」をもっています。DMPS、DMSA、ALAは(EDTAと同じように)キレート剤です。システイン、グルタチオン、MSMなどは、この意味でキレート剤とはいえません。これらと重金属との結合はゆるやかなので、重金属は排泄にあたって再付着も起こしやすくなります。解毒には、化学的な意味で適正なキレート剤を利用する必要があります。EDTAは水銀または砒素の解毒には向いていません。


キレート療法の問題点



DMSAは、どのような投与日程でも好中球減少を生じさせる危険があります。好中球減少の程度(すなわち好中球減少率)は服用量に依存します。好中球の減少は稀だと言われていますが、水銀中毒者での発生率は稀ではありません。これは体重1kg当たり1mgを4時間間隔で摂取した場合にはゆっくりと起きますが、1kg当たり10mgを8時間間隔で摂取した場合には明らかに突然発生します。

ALAはシステインとチオールの血漿濃度を上昇させます。水銀中毒者の多くはこうした濃度がすでに高いので、さらなる濃度上昇でいっそう体調を崩します。

DMPS注射はしばしば、命にかかわる副作用を引き起こします。インターネットのホームページのwww.dmpsbackfire.comに掲載されているような副作用の発生率は、患者の17%と推定されます。適正な間隔に基づいた経口投与では問題が生じるとは思われません。ただし、スティーブン・ジョンソン症候群がごく稀に、低用量の服用でゆっくりと生じます。これには、口内のただれを伴います。

DMSAを隔日投与した場合には、運動ニューロンの障害(数カ月で自然回復)と、精神疾患(適切なALAキレーションを行わない限り回復不能)が引き起こされます。

DMSAを8時間間隔で投与した場合には、症状が大きく悪化しかねません。これは、後々修復することが難しいものです。


薬物動態学



DMPSの血漿半減期は約6時間です。そのほとんどは、代謝されずに排出されます。

DMSAの血漿半減期は不変分子で2.5~3.5時間です。DMSAは(ジスルフィド結合で)システインのモノ抱合体とジ抱合体に代謝され、主にこの形態で排出されます。代謝産物はキレート剤としての活性はありません。

ALAの血漿中寿命は1.5~2.5時間で、ビスノールALAに代謝されます。ビスノールALAはさらに代謝されますが、半減期は1.5~2.5時間です。ALAとビスノールALAは、ジチオールに代謝される二硫化物(ジスルフィド)です。ジチオールは活性のあるキレート剤で、ALAの抗酸化作用を担ってもいます。

タイムリリース型ALAは、一定の血中濃度を維持するために必要な最低限の投与間隔を大きく延ばすようには見えません。

経口投与では、約2時間の吸収期間が与えられます。

キレート剤は、血中濃度をある程度一定に維持するために十分に高頻度で与えなければなりません。実際には、これはDMPSで8時間間隔かそれ以上の頻度、DMSAで4時間間隔かそれ以上の頻度、ALAで3~4時間間隔かそれ以上の頻度(4時間間隔で大丈夫な人もいますが、ほとんどは3時間間隔のほうでうまくいきます)を意味します。ALAは、目覚めている間は3時間間隔、就寝中は4時間間隔で摂取することが推奨されます。投与が1時間以上遅れた場合には、そのサイクルを中止すべきです。

キレーション・サイクルが終了すると、それに伴って水銀の再付着が避けられません。キレーションは、その悪影響を最小限に抑えるのに十分な長い期間を継続します。実際には、これは少なくとも3日間(二晩をはさむ3日間にわたる期間が適当)を意味します。

キレート剤による重金属の排出量は、キレート剤の投与量に合わせて直線的に増えるものではありません。0.4~0.5乗に比例します。すなわち、キレート剤を4~5倍増やしても、毒素の除去量は2倍にしかなりません。しかし、副作用は少なくとも投与量と共に直線的に増大し、最低4~5倍になります。つまり、通常は比較的少ない投与量で長期間行えば、望ましいキレーションになります。


投与量



1回の投与量は、DMPS、DMSA、ALAのいずれも体重1kg当たり0.25~1.0 mgです。副作用を見ながら、投与量の上げ下げを調節してください。副作用の性質と程度は、特にALAで、大きな個人差があります。


補助キレート剤の使用



ALAを用いて脳と内臓諸器官の水銀や砒素を除去する場合、脳や内臓器官の組織に入らないDMSAまたはDMPSをALAと併用すると効果的です。DMSAやDMPSといった補助キレート剤は、血流中の遊離毒素を結合することで、脳や臓器へ毒素が逆戻りする量を減らし、除去効率を30~40%高めます。また、自覚される副作用を大きく変化させます。


治療過程



キレーション・サイクル後の1日か2日については、キレート剤による副作用があるかもしれません。しかし、一般的には少しずつ改善します。好転反応はありません。

キレーション・サイクルとは、3日以上のキレート剤を投与するオンの日々と、それに続く同期間以上のオフの日々をいいます。オフの期間はそれ以上何日空けてもかまいません。中毒の重い人や副作用の重い人、回復に期間が必要な人であれば、オフ期間を長くとることをお勧めします。好評なサイクルは、3日オンの4日オフと、3日オンの11日オフです。

講演者は過去に、ALAキレーションによる脳内水銀の半減期を非常に大まかに約70~110日間(大量投与の場合)と見積もり、脳内水銀の半減を何回か経験しないと実質的な完全回復には達っしないと推定しました。これは、自閉症児の保護者の経験から裏付けられたようです。その経験から彼らは、50~75サイクル後に非常に実のある改善が見られたが、子供は確かにまだ十分に正常とはいえないとしています。進歩は続きますが、ペースは落ちます。キレーション動態の性格上、キレート中の人が「正常」までの道半ばに達するには、特定のサイクル数、おそらくは25~50サイクルが必要になるようです。

この動態のため、保護者はいとも簡単に、適正な時期より早くキレーションを止めてしまいます。日記を付け、定期的にホームビデオを撮影し、評価チェックリストや発達チェックリストを利用していくと、時間経過にともなう進歩を描写できるので大いに役に立ちます。

一般的に、キレーションを開始すると、2~3カ月の改善が続いた後、数カ月間は大した進歩が見られません。つまり、6~9カ月後に再び全体的な進歩が始まります。この全体的進歩が始まれば、キレーションを継続することが大切です。


   

いつ終了か



毛髪検査(または、その他の検査)で正常な値になったからといって、キレーションを中止してはいけません。

子供が正常な状態になるまでキレーションを続けます。

栄養補助剤や食事制限なしで正常になるまでキレーションを続けます。

一般的にキレーションを中止するのは、副作用がなくなって現状以上の進歩が見られなくなったときにしてください。

進歩は初めが速く、だんだん遅くなっていきます。講演者の考える判断上の過ちがあるとすれば、せっかく立派なプロトコルで始めても、キレーションに一定期間後に嫌気がさしてしまい、必要な期間だけ続けずに止めてしまうことです。この過ちによって、子供は普通の人生に立ち戻る機会を失うことになります。

今日までの経験から言えば、「必要なだけ長い期間」のキレーションとは自閉症児にとって100~300サイクル(週末)であると示唆されます。これは目下のところ推定値としてとても十分ではありませんが、キレーション治療に効果があるなら、それはかなり長い期間について生活の一部になることを意味します。


臨床治験の結果



治験に参加した保護者たちは、子供が自閉症であることのみを基準にキレーション治療を行い、重金属の問題を抱えていると信じるに足る理由はほかにありませんでした。したがって、約25%は中毒ではなくキレーション治療に反応しないと考えられます。

質問: DMSAの投与を始めてどれくらいで肯定的な結果がでましたか?

回答票数 Percent%
1ラウンド後 29 45
2ラウンド後 7 11
3ラウンド後 6 9
4ラウンド後 2 3
5ラウンド後 2 3
6ラウンド後 2 3
まだ肯定的な結果は見られない1726


質問: DMSA/ALAの8時間間隔と4時間間隔の投与方法を両方試した方にお訊ねしますが、どちらの間隔のほうがお子さんに向いていましたか。

回答票数 Percent%
4時間間隔 34 62
違いなし 14 25
8時間間隔 7 13


質問: DMSAキレーション治療にALAを加えた場合、DMSA単独よりも効果的だと思いましたか。

回答票数 Percent%
はい 22 49
ハッキリしない 16 36
いいえ 7 15


このアンケート調査ではいずれも信頼性レベル95%で、DMSAを用いた4時間間隔投与のほうが優れていることに加え、DMSA単独よりもアルファ・リポ酸のほうがいっそうの改善効果をもたらすことが示されています。

水銀や砒素の解毒治療プロトコルの概略



この解毒プロトコルでは、店頭販売されている栄養補助剤であるアルファ・リポ酸(ALA)を用い、補助的にDMSAまたはDMPSを利用してもかまいません。すべて、血中濃度をある程度一定に保つために十分な頻度で経口投与します。

ALAの解毒治療は、脳内から水銀および砒素を除去するのに効果的です。DMSAは鉛の除去に効果的で、水銀除去に補助的に働きます。DMPSは、水銀と砒素の除去に補助的に働きます。

その薬物動態のために、ALAは4時間以内の間隔で投与しなければなりません。さらに、3時間間隔のほうが望まれます。たとえば8時間間隔のように投与頻度が低くなると、水銀は親和性が最も高い組織である脳と肝臓に優先的に集中してしまいます。

ALAは夜中の投与を続けることが不可欠です。夜中の投与を省いてしまうと、キレーション・サイクルを終えてから次のキレーションを再開するまでに数日間の休養をとらなければなりません。

キレーション治療は、ALAを昼夜となく数日間投与してから、少なくともそれと同じ日数以上の間を空けるというスケジュールを繰り返します。ALAは銅と亜鉛の排出を阻害するので、銅と亜鉛の体内濃度が上昇しすぎないように期間を空けなければなりません。睡眠不足と副作用に耐えることを考慮すると、二晩をはさんだ3日間にわたってキレーションを行い、週の残りを休養期間にあてることが現実的です。また、3日オン/11日オフという2週間に1回のキレーション日程が有効であるという人々がたくさんいます。起床中は3時間間隔、就寝中は4時間間隔でALAを投与すると、うまくいくように思えます。

ALA、DMSA、DMPSはそれぞれ、体重1kg当たり0.25~1.0mgが無理のない投与量です。投与量を増やしても、毒素除去がそれほど早まるわけではありません。

予想される副作用は、キレーション・サイクル中と1日後の症状の悪化や新しい症状の登場です。症状の悪化が延びたり、新しい症状が出たりした場合、どこか異常であることを示しますが、こうした物質(キレート剤)で「好転反応」が現われることはありません。

毒素の動員によって酸化的ストレスが増加するので、酸化防止剤の投与が必要です。ビタミンB群、ビタミンC、マグネシウムを毎日4回と、亜鉛、ビタミンAおよびEなどを少なくとも毎日与えてください。BおよびCは一日4回与えなければあまり効果的とは言えません。

いくつかの潜在的な病気では、最後に共通する症状が自閉症となって現われるようです。保護者と医療提供者は、8歳以下なら5サイクル以内、8歳を超えていたら10サイクル以内で子どもに改善が見られなければ他の原因を検討すべきです。

そのほかの解毒法



講演者の私は必然的に、「新しく最善」だと思われる多様な解毒法について質問を受けます。そうした解毒法については相当な時間を割いて調査しています。この分野の性格から言って、私は意見を組み立てるにあたり、大抵の場合、販売元の用意した販促資料と報告書(当該の解毒法を採用した人々による)に頼らざるを得ません。私の見解は以下のとおりですが、今日までに入手可能な全情報に基づいたものであって、追加情報が得られれば変化する可能性があることをお断りしておきます。


講演者の見解

薬剤 毒素を除去するか危険を伴うか
PCA、NDF、Metal Free重金属除去しないない
赤外線サウナする深刻
通常のサウナする低い
グルタチオン注射しない 高い
DMPS注射ほんの少し非常に高い
TTFD/アリチアミンしない高い
シラントロ(中国パセリ) する高い
8時間間隔のDMSA経口投与 する高い
隔日のDMPS経皮投与する高い
8時間間隔のDMPS経皮投与する低い



カウンティング・ルール



ドクターズデータ社8、またはGPL9の毛髪検査の解釈

カウンティング・ルールとは、ミネラル運搬の乱れの原因を突き止めるために用いる方法です。

1. 「必須元素と他の元素」セクションで平均を上回る項目、すなわち真ん中を通る50番目の中央値を上回る項目の数をカウントします。横棒が中央から右側へ伸びている場合は、中央値を上回っています。カウントした項目数が5個またはそれ以下の場合には、検査結果はミネラルの運搬に乱れがあることを示します。

このルールの例外:授乳中の女性は正常で健康でも「すべての値が低い」という特徴を見せ、中毒でない場合でもルール1を満たします。また、妊婦の検査結果については正確と見なしてよいとは思えません。こうした場合、妊娠中や授乳中でないときに伸びた毛髪を収集することが必要です。あるいは、ミネラル運搬を調べるか、さもなければ何が悪いかを突き止めるという課題に対処するために、毛髪検査以外の手段を見つけなければなりません。

2.「必須元素と他の元素」セクションで平均を下回る項目、すなわち真ん中を通る50番目の中央値に届かない項目の数をカウントします。横棒が中央から左側へ伸びている場合は、中央値を下回っています。この項目数が5個またはそれ以下の場合には、検査結果はミネラルの運搬に乱れがあることを示します。

3. 「必須元素と他の元素」セクションで、用紙の両端にある極端に高値または低値の赤のゾーンに入っている項目の数をカウントします。この項目数が4個またはそれ以上の場合には、ミネラルの運搬に乱れがあります。

4. 「必須元素と他の元素」セクションで、中央帯(緑と白のゾーン)に入っている極端に高値または低値ではない短い棒の項目の数をカウントします。この項目数が11個またはそれ以下の場合、ミネラルの運搬に乱れがあります。

5.上記のカウンティングー・ルールで項目数が1つ不足している(あるいは1つ多いもの)がどれか2つある場合、ミネラルの運搬に乱れがあります。(例、赤のゾーンに3項目と中央帯に12項目入っているような場合。)

上記の基準のどれか1つが満たされれば、検査結果は異常であり、ミネラルの運搬に乱れがあることを示します。

上記の基準の1つまたはそれ以上が満たされる場合、ミネラルの運搬の乱れが偶然に起こっている可能性は40に1つ以下で、40に少なくとも39の可能性で何かが体のミネラル処理方法を変化させていいます。

ミネラルの運搬に異常がある場合、毛髪中の毒素濃度の数値は必ずしも体内の蓄積量を反映していません。

このトピックの詳細については、『Hair Test Interpretation: Finding Hidden Toxicities (毛髪検査の解釈:隠された毒性) 』(Andrew Hall Cutler博士・技術士著)を参照してください。同書では、病歴とともに毛髪検査のサンプルを数多く紹介するほか、このトピックについて広範囲にわたって詳しく解説しています。なお、本講演では、同書の図やサンプルをいくつか紹介しましたが、スペースの制約があるために、同書のような形式にはなっていません。



1 http://www.noamalgam.com/

2実験心理学博士。Center for the Study of Autism所長。

3 the Autism Research Institute (ARI) 創設者。所長でもあり、自閉症の研究者で、高機能性自閉症児を持つ父親でもある。

4 http://www.treatingautism.com/

5アリゾナ州立大学博士。http://www.eas.asu.edu/~autism/

6 http://www.geocities.com/coo_open_sesami/hairtest.html
(Andy Cutler博士のお心遣いで載せています。)

7医師、遺伝学博士。 www.jpands.org/vol8no1/geier.pdf

8 http://www.doctorsdata.com/

9 http://www.greatplainslaboratory.com/japanese/home.htm


2005年2月5日、6日のGPL総会で使用されたAndy Cutler博士の 資料(翻訳 くぅ& kuraさん)です。無断での複製、使用等はお断りします。